私たちは、誰もが安心して、自分らしく生きられる社会を目指しています。
その中で、「アウティング」という行為が深刻な人権侵害につながることを、ぜひ知っていただきたいと思います。アウティングとは
本人の了承なく、第三者に対してその人の性的指向や性自認などのプライベートな情報を暴露する行為です。
これはたとえ悪意がなくても、当事者にとっては大きな苦痛や不安、時には命の危険をもたらすこともあります。「あの人、実は○○らしいよ」
「私たちの間では知られてるから言っても大丈夫でしょ?」
…こうした何気ない言葉が、誰かを深く傷つけてしまうことがあるのです。
性的指向や性自認は、本人のタイミングと意思で伝えるもの。
それを他人が勝手に明かしていい理由は、どこにもありません。アウティングは、どんな理由があっても許されない行為です。
法的にも、ハラスメントの一種として位置づけられています。
しかし現実には、まだまだ社会の中でその認識は十分に広がっておらず、SNS上でもアウティングの被害は今この瞬間も起きています。
どうか一度立ち止まって、考えてみてください。
「この話、本人が本当に望んでいるだろうか?」
「自分は誰かの尊厳を奪っていないだろうか?」
私たちは、すべての人が「自分のことを自分の言葉で語れる社会」を望んでいます。
アウティングを許さない。その一歩は、あなたの気づきから始まります。
#アウティングは人権侵害です
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